自信を持つことの力
さて、前回の続きです。
前回の記事では、合格に必要なものについてお話ししました。
そして、自信が大切だという結論に至ったわけですが、
なぜ自信が大切なのか、具体的な理由を見ていきましょう!
①口に出すことで実現せざるを得なくなる
これは単純な事ですが、あなたが自信をつけるために言葉にだして
「絶対に志望校に合格するんだ」と唱えていると、
周囲の人もあなたが合格すると言ったのを聞いているので、
受からなければ恥ずかしいですよね。
このように、必然的に受からざるを得なくなれば、
意地でも合格するように頑張れる環境を作ることができます。
②信じる力で自分を変える
にわかには信じられないかもしれませんが、
人間のこころの力にはとてつもない可能性が秘められているのです。
「病は気から」という諺があるように、
気の持ちようで結果が変わるということはしばしばあります。
プラセボ効果をご存知ですか?
患者に治療薬として、なんの効果もない粉末を処方すると、
不思議なことに、治らないような病気が治ったり、
通常より早く回復したりする効果です。
薬の作用ではなく、回復するという気持ちが実際に回復させるのです。
また、他にも被験者を目隠しをした状態で、
アイロンを皮膚に当てると告げて、実際はスプーンを皮膚に当てます。
すると、実際には何もしてないのにそこに火傷が生じるのです。
他にも例はありますが、このように、
人間のこころの力には現実に対する大きな影響力があります。
それを利用して、
自分は絶対に志望校に合格できるんだと信じていれば
実際に合格に大きく近づくことができます。
③自信が潜在能力を引き出す
テスト本番で緊張し、どこかでわからない問題が出て、
焦って頭が真っ白になり、他の問題も解けなくなり、
結局そのまま不合格になってしまった人を知っています。
このように、極度の緊張状態で窮地に立たされると
どうしても動揺を抑えきれないものです。
しかしもし、合格する自信があればどうでしょうか。
自信があれば、多少失敗しても合格できるという余裕が生まれますよね。
その結果、わからなくなっても冷静に次の問題に対処することができます。
ミスをしてはいけない状況に立つと、
人間はミスをしてしまうものですが、
ミスをして良いという余裕があれば、
リラックスして最高の結果を生むことができます。
このようにして、自信がない人が60パーセントの力しか出せなくても、
自信があれば120パーセントの力を発揮できるのです。
④自信が結果をもたらし、更なる自信につながる
自信をつけることで、②③のメカニズムによって
段々結果が伴ってくるようになります。
するとどうでしょうか。
テストで良い結果が出れば、さらに自分に自信が持てますよね。
このように、好循環を作り出すことでどんどんと優秀になれます。
⑤周囲の人間も自信をつけ、相乗効果が生まれる
最後に、自信をつけると言動も変わります。
すると、周囲の人も、あなたの変化に気づくでしょう。
周囲の友人もあなたの姿を見て、自信をつけてきます。
このように周囲の人も優秀になり、お互いが高め合うことができます。
いかがでしたか。
納得できた人もそうでない人も
だまされたと思って実践してみてください。
やるだけだったらタダですし、何より絶対に損はしません。
私は長い間の受験とのかかわりを通じて学んだことのうち、最も大事なことは、
信じることで人は変わることができるということでした。
皆さんもぜひこの効果を体感し、今後の人生においても自信をもって生きてください!
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それではまた!