根本から英語力をつける方法
高校・大学受験科目において、
将来的に最も使える科目は何でしょうか。
それはズバリ…英語です!
ただ、英語は苦手意識の強い人も多く、
日本人が特に苦手にしている科目です。
しかし、受験においても勝負が決まる重要な科目であり、
社会に出ても国際的に活躍するには必須といえるでしょう。
かくいう僕も中学時代は英語が大の苦手でした。
しかし中3からコツコツ頑張ったおかげもあり、
高3のGWに、The World scholar's Cup (WSC)という
英語を用いて知識力を争う大会にも出場しました。
そしてシンガポールで開催される世界大会に出場する権利をいただきました。
では、苦手な人が英語力を上げるにはどうすればいいのでしょうか。
その答えを、僕は素晴らしい先生方の指導を通してはっきりわかりました。
単に受験で使える英語の能力を身に着けるのではなく、
一生使える根本的な学習をすることです。
今回は英語の学習をする上で意識しておくべきことを紹介します。
根本的な学習とは主に
①単語の持つ起源・根幹にある意味を理解する
②それぞれの表現のニュアンス・使い方を学ぶ
③書くだけではなく話せるようになる
というものです。
勘のいい人はもう気づいているかもしれませんが、
要は、いざネイティブの人と会話・ディベートするとなっても
同等のコミュニケーションをとれるようになることを目指すのです。
①単語の持つ起源・根幹にある意味を理解する
独学で単語のバックグラウンドを学習するのはかなり難しいですが、
知らない単語を辞書で調べるときに、成り立ちや原義を見ておくだけでも
十分に効果があると思います。
他にも、単語の接頭辞・接尾辞・語幹について学ぶことで
一層単語を理解した上で、記憶の効率も抜群に上がります。
例えば、"will"という英単語について、未来を表す助動詞であることは有名ですが、
本来の意味は意思なのです。
意思を表すことから、転じて助動詞で未来を表すようになりました。
また、名詞のwillの意味は意思・遺言・遺書など、
原義の意思が反映されていることがわかります。
このようにバックグラウンドを理解することで単語の使い方や知識の幅が広がります。
②それぞれの表現のニュアンス・使い方を学ぶ
単語帳などで英語表現の意味を知っているだけでは
実際にその表現が使えるようにはなりません。
英文をたくさん読んで、英語をたくさん聞くことで
表現を自分に定着させていくことが大事です。
勿論それだけで触れられる表現には限度もありますから
時には重要な表現を辞書で調べて、例文を読むということも有効です。
③書くだけではなく話せるようになる
3つの項目の中で一番難しいことではあると思いますが、
筆記でいくらいい点数をとったところで、
必ず英語が話せるわけではないです。
ただ、日常会話以上の英語がある程度話せる人は
ほぼ確実に高得点をとっています。
英語が話せるようになるには、実際に話してみるしかありません。
こればかりは間違いなく話さないと力はつきません。
ただ、僕も全く英語が話せない状態から、
2か月ほど英語ディベートや英会話をすることで
日常会話だけでなく、自分の意見を述べることができるようになりました。
最初はみんな話せないものです。恥じることなく挑戦してみましょう。
詳しい学習方法は次回の記事を参考にしてください!
これから英語や他の科目もどんどん勉強方法を公開していくので
是非チェックしてみてください!